知覚過敏 | 和歌山県有田郡湯浅町の歯科、矯正歯科は大橋歯科・矯正歯科まで

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知覚過敏

2023年4月7日

こんにちは☀️大橋歯科・矯正歯科です!

みなさん、冷たい物を食べると歯がしみる、歯磨きの時にピリッと痛かったという様な経験はありませんか?もしかしたらそれは「知覚過敏」かもしれません。

今回は知覚過敏についてお話しします。

知覚過敏とは、冷たいものや甘いものを食べたり風に当たったり、歯ブラシの毛先が触れた時などに感じる一過性の痛みの事を言います。特に、虫歯や神経の異常がない場合に見られる症状のことをいいます。

◎知覚過敏とは

知覚過敏は歯の内側にあるやわらかい「象牙質」が露出することによっておこる症状です。

歯の表面にあるのが一番硬い組織といわれている「エナメル質」

エナメル質の内側にあり、歯の神経を覆っているのが「象牙質」

エナメル質は削っても痛みを感じることはありません。エナメル質は身体の中で一番硬い組織ですが、表面が削れていく事によって、内側の象牙質が露出してしまいます。象牙質は歯ブラシでこすったり、冷たいものや熱いものが触れると、その刺激が内部の神経まで伝達され痛みを感じます。

◎知覚過敏の原因

・歯肉の退縮

歯肉は加齢とともに少しずつ下がります。それに伴い、歯肉に覆われていた歯の根っこが露出し、象牙質が剥き出しの状態になります。歯の根っこは歯の頭の部分とは違って、表面にエナメル質がなく象牙質が剥き出しの状態です。そのため、歯肉が下がって歯の根っこが露出してしまうと過敏に刺激を感じやすくなります。

歯肉が退縮するのは加齢の他に、歯周病や強いブラッシング圧により歯肉が下がることもあります。

・歯ぎしり、くいしばり

歯ぎしりやくいしばりによって、歯がすり減ってしまったり、歯に亀裂が入ったりすることがあります。それによりしみる症状が出る場合があります。

また、歯に強い力がかかる事で、歯の根本部分が欠けてしまう「くさび状欠損」になり、その部分から知覚過敏が起こる事があります。

・ホワイトニング

ホワイトニングの施術中や施術後に一過性の知覚過敏が起こることがあります。これはホワイトニング薬剤によるものなので通常1〜2日程度でおさまります。

◎このように知覚過敏には様々な原因があります。「冬は水道のお水でうがいするのが辛い」「アイスクリームを食べると歯がしみる」「歯ブラシが当たるとピリッと痛みがある」このような知覚過敏の症状を経験した事はないでしょうか?原因や症状は患者さまそれぞれ異なります。症状のある場合はお早めに受診し、治療を受けていただくことをおすすめします。

些細なことでも気になることがあれば大橋歯科・矯正歯科にご相談ください🦷✨